人気ブログランキング |
ブログトップ

今日の某

ryokumura.exblog.jp

土日休みであることを神に感謝する男のブログ

2008年 07月 11日 ( 1 )

文学作品って本当に何なんでしょうね。

こんばんは、乙です。

そんなわけで、『DS 文学全集』をあ行から読み進めていきましたが、予想以上にヘヴィです。
もうちょっとズルしちゃいそう。とりあえず、読みたい作家さんから読んでいって余力があれば、他の人も読んでみるーみたいな。借り物だし、あんまり長く借りるのも…ねぇ?

そんなわけで、読み終わった全17冊を前後編でお届け。

『野菊の墓』 伊藤左千夫著
悲恋もの。
どうにも、昔の人ってのは精神的に脆い気がする。
当時の環境とか色々あるのかもしれないけど。
でも、ピュアだよ。うん、ピュア。

『老妓抄』 岡本かの子著
年喰った遊女が若い男を囲う話…って書くと、誤解を招きそうだな。
「人間、満ち足りると何もできなくなる。」ってのを教えてくれた作品。
やっぱり、人間何か足りないくらいがちょうどいいわけですね。

『玉藻の前』 岡本綺堂著
玉藻の前って言うと、九尾の狐ですね。
美女に化けて(この話では零落した武士の娘に乗り移って)宮中で次々に男を誑かしてたけど、退治されるという話。

『金色夜叉』 尾崎紅葉著
ユニコーンの名曲『大迷惑』でもお馴染みの貫一とお宮が主役の話。
貫一とお宮は婚約してたけど、途中でお宮が金に目が眩んで他の男にちょっとなびいたら貫一が「あー、そんなに金の方が大事か!お前なんか知るかボケェ!絶望した!この世の全てに絶望した!」とブチ切れて何もかも捨てて、高利貸しになって悪逆非道を働くという話。
途中、夢オチが入ったり何よりも未完なのですごく中途半端なところで終わってしまうんだけど、面白いよ。

『夫婦善哉』 織田作之助著
ダメ夫に尽くす妻の話。
もうこういう関係って端から見てる人でもわからんけど、本人たちもよくわかってないって場合が多いんじゃないだろうか。

『死者の書』 折口信夫著
ごめん。よくわかんなかった。

『子をつれて』 葛西善蔵著
家賃を払えなくて、貸家を追い出される話。もう本当にそれだけ。

『檸檬』 梶井基次郎著
読む前まで檸檬に偽装した爆弾を本屋に置いてくる話だと思ってました。
違いました。正確には「果物屋で買った檸檬を爆弾に見立てて本屋に置いてくる話」でした。

『城のある町にて』 梶井基次郎著
心境小説と呼ばれているらしいです。要するに日記じゃねーかとか思ったりします。

前半戦はこんな感じ。再読だったけど、『金色夜叉』はやっぱりいいわ。
昔の人は高利貸しの人をアイスって呼んでたみたいだよ。
高利貸し→氷菓子ってね。ワオ!お洒落!

後半戦はまた今度。
by surfaceR | 2008-07-11 23:02 | 読書