掲載順が難しい
そういや、9月13日にすげぇ地震くるっつー話だったらしいですが、どうなったんすか?
こんばんは、乙です。
短編連作をまとめる際の書籍の問題点の一つに「掲載順」というのがあると思います。
長編書き下ろしならそのままポンと本にできますが、短編だと内容や話の印象etcetc・・・の要因から掲載順はその本の評価の大きなファクターを占めているのではないかと思います。
京極夏彦作『魍魎の匣』の中でも作中人物の関口先生は短編の掲載順にひどく頭を悩ませていました。
そんなわけで、読書の時間は森見登美彦さんの『きつねのはなし』
今まで僕が読んできた森見さんの本は腐れ大学生が京都の町を跳梁跋扈する幻想コメディ小説でしたが、この『きつねのはなし』は100%幻想文学。もしくは怪談小説と言っても差し支えありません。
内容の方は例によって現実と虚構の入り混じる独特の世界が不思議な空間へと我々を誘ってくれます。
ただ、前述の掲載順がちょっと気になりまして。
この本には「きつねのはなし」、「果実の中の龍」、「魔」、「水神」の4篇がこの順番で掲載されているのですが、自分としては「きつねのはなし」、「魔」、「果実の中の龍」、「水神」の順がいんじゃないかと思ったのです。話の内容的に。
…………ところが、ここまで感想を書いていく内に「あれ?作品の連結という事を考えたらむしろ「きつねのはなし」、「果実の中の龍」、「魔」、「水神」の掲載順が一番いいんじゃね?」とか考えられて、もうわけがわからなくなってきました。
ちょっとどなたか、「きつねのはなし」、「魔」、「果実の中の龍」、「水神」の順でこの本、読んでいただけないですかね?
こんばんは、乙です。
短編連作をまとめる際の書籍の問題点の一つに「掲載順」というのがあると思います。
長編書き下ろしならそのままポンと本にできますが、短編だと内容や話の印象etcetc・・・の要因から掲載順はその本の評価の大きなファクターを占めているのではないかと思います。
京極夏彦作『魍魎の匣』の中でも作中人物の関口先生は短編の掲載順にひどく頭を悩ませていました。
そんなわけで、読書の時間は森見登美彦さんの『きつねのはなし』
今まで僕が読んできた森見さんの本は腐れ大学生が京都の町を跳梁跋扈する幻想コメディ小説でしたが、この『きつねのはなし』は100%幻想文学。もしくは怪談小説と言っても差し支えありません。
内容の方は例によって現実と虚構の入り混じる独特の世界が不思議な空間へと我々を誘ってくれます。
ただ、前述の掲載順がちょっと気になりまして。
この本には「きつねのはなし」、「果実の中の龍」、「魔」、「水神」の4篇がこの順番で掲載されているのですが、自分としては「きつねのはなし」、「魔」、「果実の中の龍」、「水神」の順がいんじゃないかと思ったのです。話の内容的に。
…………ところが、ここまで感想を書いていく内に「あれ?作品の連結という事を考えたらむしろ「きつねのはなし」、「果実の中の龍」、「魔」、「水神」の掲載順が一番いいんじゃね?」とか考えられて、もうわけがわからなくなってきました。
ちょっとどなたか、「きつねのはなし」、「魔」、「果実の中の龍」、「水神」の順でこの本、読んでいただけないですかね?
by surfaceR
| 2008-09-14 23:22
| 読書