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今日の某

ryokumura.exblog.jp

土日休みであることを神に感謝する男のブログ

名探偵の(ほぼ)出てこない推理小説

勢いで『魍魎の匣』を再読し始めたのだけど、よくこんな分厚い本を電車の中で読んでたなぁと大学時代の俺に感心。まぁ、今も電車の中で読んでますけど。

こんばんは、乙です。

今日の本は京極さんとは全然関係ございません。横溝正史の『三首塔』でございます。

例によって遺産相続絡みで陰惨な事件勃発って感じなんですが、この物語には金田一さんがほとんど出てきません。
頭にちょっと出てきて名探偵ぶりを発揮して、最後の最後に登場して美味しいところを全部かっさらう役どころです。何、この天才っぷり。

物語は今回の被害者兼ヒロインでありますところの女性の視点で語られるわけなのですが、この話エログロナンセンスの骨頂みたいな話でありまして、自分が今まで読んだ金田一シリーズの中でも一番生々しいお話でした。
少なくともヒロインが全身タイツになる推理小説(というか、正直これは推理小説ではないと思います。そういう意味では性質的に『八墓村』に似てるかも。金田一がメインじゃないところとか。物語が三人称ではなく一人称で進むところとか。)を僕は生まれてこの方読んだことがありません。横溝先生、すごいフェチですね。
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by surfaceR | 2008-01-29 22:14 | 読書