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今日の某

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土日休みであることを神に感謝する男のブログ

時代小説 面白し

昨日のバドミントンにおける筋肉痛の箇所:背中、右手、腰、右脇腹、両ふくらはぎ。
つまり全身。

こんばんは、乙です。

最近(ってもかなりの期間)推理小説しか読んでいなかったので、ここいらで新規開拓とばかりに時代小説にトライ。

大家、司馬遼太郎先生の『新撰組血風録』を読みました。本当は『燃えよ剣』が読みたかったのだけれど、家に無かったんだよねー
いや、しかし、この『新撰組~』も充分面白いですよ。

この本は池田屋の話の前後を中心に芹沢鴨の暗殺なんぞも交えた短編集です。
また、近藤、土方、沖田などがメインではなく、その他の1隊士がメインの話が大部分を占めています。この短編集に限っては上記3名(他の有名どころの斉藤やら原田やらも)はサブのポジションというわけです。もちろん、メインの話もあります。近藤と虎鉄の話とか。

内容としては「史実に限りなく近いフィクション」という風に自分は捉えましたが、実際のところはどうなんでしょう。本文中にたまに取材したような一文が入ってたりするので。

自分は日本史を勉強しておりましたが、あくまで学校の授業レベルの話なので、幕末なんてのはすっ飛ばしておりまして、新撰組なんてのはマンガだけのイメージ(我ながら何とも恥ずかしい話)しかなかったわけなのですが、今回この本を読んでかなり新撰組メンバのイメージが変わりました。どこがどう変わったかとかは上手く言えないけれども。

後、司馬作品全般に言えることなのかどうなのかわからないけど、今の自分たちのから考える日常と非日常、つまり普通に生活している場面と人を斬っているする場面への移行に全く変化が無くて、それが逆に人を斬るって事も彼らの間では日常だったのだなぁと思えたところが印象深かった。

家にまだまだ司馬作品はあるので、これからちょっとずつ読み進めていこうと思います。
by surfaceR | 2007-12-16 21:39 | 読書

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