武士道はシグルイなり
伊良子清玄は、盲いた両眼を敵手に据えながら、同じく抜き放った一刀を、
右足の指の間に、杖の如くつき立てたまま、凝然と佇立したからである。
それは凡そ一切の流派に、聞いたことも見たこともない奇怪な構えであった。
ビジュアルにすると、こんなんになります。怖いですね、恐ろしいですね。
こんばんは、乙です。
というわけで、今日は漫画、シグルイの原作『駿河城御前試合』の紹介です。
さて、シグルイを読んでいらっしゃる方には残念ですが、こちらの原作では藤木と伊良子の話(こちらでは無明逆流れという章)はわずか36ページです。
この本では無明逆流れの話の他にも10組の試合の模様が描かれているので、無理もないと言えば無理もありません。
ただ、そうなると原作とシグルイにはかなりの差があって、大まかに例をあげても
・虎眼さまが曖昧ではない。
・涎小豆もない。
・門下生が伊良子に殺される描写がない。
・イスパニア流もでない
・当然、「ぬふぅ」や「種ぇ」などの名台詞もない。
etcetc・・・
ということで、シグルイファンには少々物足りないところもあるかもしれません。
ですが、収録されている他の話も面白い話なので、読んでも損は無いと思います。(個人的には「峰打ち不殺」と「破幻の秘太刀」が好き。)
とりあえず、シグルイ大好きっ子は要チェックですわ。
右足の指の間に、杖の如くつき立てたまま、凝然と佇立したからである。
それは凡そ一切の流派に、聞いたことも見たこともない奇怪な構えであった。
ビジュアルにすると、こんなんになります。怖いですね、恐ろしいですね。
こんばんは、乙です。
というわけで、今日は漫画、シグルイの原作『駿河城御前試合』の紹介です。
さて、シグルイを読んでいらっしゃる方には残念ですが、こちらの原作では藤木と伊良子の話(こちらでは無明逆流れという章)はわずか36ページです。
この本では無明逆流れの話の他にも10組の試合の模様が描かれているので、無理もないと言えば無理もありません。
ただ、そうなると原作とシグルイにはかなりの差があって、大まかに例をあげても
・虎眼さまが曖昧ではない。
・涎小豆もない。
・門下生が伊良子に殺される描写がない。
・イスパニア流もでない
・当然、「ぬふぅ」や「種ぇ」などの名台詞もない。
etcetc・・・
ということで、シグルイファンには少々物足りないところもあるかもしれません。
ですが、収録されている他の話も面白い話なので、読んでも損は無いと思います。(個人的には「峰打ち不殺」と「破幻の秘太刀」が好き。)
とりあえず、シグルイ大好きっ子は要チェックですわ。
by surfaceR
| 2006-06-04 22:56
| 読書