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今日の某

ryokumura.exblog.jp

土日休みであることを神に感謝する男のブログ

彼女が死んじゃった

・・・っていうドラマが昔ありましたよね?
あれって原作、漫画か小説じゃなかったでしたっけ?

まぁ、今回の本には全く関係がないんですけどね。

今回は東野圭吾の『むかし僕が死んだ家』です。

そういや、こないだバイト先で東野圭吾のことを「とうのけいご」と言っていた親父がいました。わかるからいいんですけど、未だにそういう間違いしてる人いるのかなぁとちょっと思ったり。

話がまたそれました。本題に入りましょう。
主人公は久々にモトカノと再開します。そのモトカノは何でも自分が子供の頃の記憶が無いらしく、記憶を取り戻すために先日亡くなった父親の遺品の中になった鍵を持って、生前何故か父親がよく訪れていた家に行くことになります。

そんで、そこにある日記やらピアノやらで彼女の記憶やその家にまつわる事柄が少しづつ浮かび上がってくるという流れです。

家という限定された空間の中で少しづつ謎が解け、彼女の記憶が戻っていく様は読んでいてかなり引き込まれます。さらにその中にドラマを織り込んでいくところはすごいなと
思いました。

東野圭吾と言えば『名探偵の掟』ぐらいしか読んでいないという東野圭吾ファンからすればかなり異端な人間なのでしょうが、これは面白かったです。

『変身』という作品も映画化したようですし、コレを機に一冊手にとってみてはいかがでしょうか。
映画の方はこちらでボロクソに言われてますが。
by surfaceR | 2005-11-23 00:21 | 読書

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