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土日休みであることを神に感謝する男のブログ

悲恋物のはずなんだが、素直に悲恋と言えないこの気持ち

偏に主人公の人徳によるものか。

こんばんは、乙です。

今日の読書は久々の文学作品、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』です。

主人公のウェルテルが婚約者がいる娘さんに恋をしちゃって、どうにもならなくなって最後は自殺してしまうというお話。暗いですね。

書簡体小説で、ウェルテルくんが恋をしたところから自殺するまでを友人に延々と書いて送ってるんですが、何となくウェルテルくんの態度が気にくわない。

まぁ、頭がいいのは結構な事だけど、周りが無能で侮辱されたから辞めるというのはいかがなものか。つくづく「仕事において一番重要なのは人間関係である。」という事を認識させられたけれども、もうちょっと頑張ってもよかったんじゃないかな?お友達の推薦って事もあるし。
そんで、辞めたら辞めたでまた惚れた女性がいた街に戻っちゃうし。意志が弱いぞ、ウェルテル。
そんで、戻ったら戻ったでその惚れた女性と婚約者がもう結婚してて、それについてまた陰陰鬱鬱とするし。己のエゴむき出しになってるところはリアルでいいんだけど、フィクションだからもう少し夢見させてくれてもいいかなと思うわけですよ。(※この小説はゲーテの実体験を元にした小説です。)

そんなわけでバルザックの『谷間の百合』レベルのピュアさを期待して読んだら、ちょっと打ちのめされました。
まぁ、人間そんなに綺麗じゃいられないよなぁ。
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by surfaceR | 2010-01-17 23:30 | 読書