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今日の某

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土日休みであることを神に感謝する男のブログ

三つ子の魂百までという事ですね わかります

この後に読む本は人物表を作っておかないと後で混乱してしまうんだとか。

こんばんは、乙です。

今日の読書の時間は筒井康隆ご推薦の洋書第1弾、バルザックの『従妹ベット』です。

最初タイトルを読んで、「従妹のベットって何じゃい。」と思ってたんですが、中身を読んだら「従妹のリスベット」って意味でした。

タイトル通り、話のメインはベットさん。
ユロ男爵夫人(この人の従妹がベットさん)の娘に自分の恋人(恋人というか息子というかそんな関係)を横取りされたベットさんが今までの境遇などを逆恨みして、ユロ男爵一家に復讐するという話。

復讐の方法は実際に読んでいただければわかるのですが、直接の対象になるのは夫人の夫のユロ男爵。このおっさんが齢70にして、未だによそに女を囲っているというとんだ好色爺で、そこをベットさんに付け込まれてしまうわけです。つーか、この点に関してはこのベットさんも相当悪いのですが、引っかかる男爵がそれに輪をかけて下衆なのでお話になりません。読んでいて、ユロ男爵夫人が不憫でなりませんでしたよ。

ラストの解説に、「この本は人間の悪性を書いていて、別の作品、『従兄ポンス』という本では人間の善性を書いている」と書いてあったので、図書館にあれば続いて『従兄ポンス』を読んでみたいところ。
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by surfaceR | 2008-12-27 22:01 | 読書