人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

今日の某

ryokumura.exblog.jp

土日休みであることを神に感謝する男のブログ

あぁ、もう悔しいなぁ

完全にしてやられました。

こんばんは、乙です。

今日の読書は歌野晶午の『ジェシカが駆け抜けた七年間について』です。

以前読んだ『世界の終わり あるいは始まり』にかなり衝撃を受けたので、勢い込んでこの本と『死体を買う男』と一緒に買ってきました。まずはこの本から。

陸上クラブに所属するジェシカはある夜、同じクラブに所属する原田歩が丑の刻参りをしている現場を目撃してしまう。
ジェシカが歩にその事を問いただすと、歩は自分が呪いをかけている相手・その理由をジェシカに語りその後、自殺してしまう。
あれから、7年―今でもジェシカは思う。私は彼女に何をしてやれるだろうか、と。

もうね、声を大にして言いたい。
俺はこういう小説が大好きだ!と。俺はね。

何言っても、ネタバレになりそうなんであんまり多くは話せませんが、とりあえず騙されてください。
そんで、騙された結果が「卑怯だ!」と思うか「あー、そういう事ー。いやぁ、騙されちゃったなー。」と思うかは個人の自由だと思います。ちなみに自分は後者ね。
こんなしてやられた感は久々ですよ、ホント。いい作家さんですね、歌野さんは。

これの事を調べてたら『葉桜の頃に君を想うということ』という本が「このミス」1位を取ってて、これまた賛否両論って感じだったので、来週早速買ってきて読んでみたいと思います。
by surfaceR | 2008-11-09 22:39 | 読書

by surfaceR