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土日休みであることを神に感謝する男のブログ

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やっほーみんなー。読書してるー?なんつってー。

こんばんは、乙です。

もう1月が終わりどころか2月半ばという噂もありますが、去年を振り返る作業なんぞを。
3週間前くらいから書き始めてるんだけどなぁ。おかしいなぁ。

集計したら、去年読んだ書籍は44冊。
んでこっちの日記に書いてないラノベも含めたら50冊以上は読んでる…のかな?
大体、平日の電車内でしか読んでない事を考えると4日くらいで1冊読んでる計算。このくらいのペースでちょうどいいよね。

去年読んだ本の中で特に「こいつぁ面白や!最高だぜ!」と思ったのは、以下の本。

歌野晶午著『正月十一日、鏡殺し』
皆川博子著『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』
冲方丁著『天地明察』
レイ・ブラッドベリ著『火星年代記』
アーサー・C・クラーク著『幼年期の終わり』
米澤穂信著『さよなら妖精』
伊坂幸太郎著『ゴールデンスランバー』
ブラッドレー・ボンド、フィリップ・ニンジャ・モーゼズ著『ニンジャスレイヤー』

『正月十一日、鏡殺し』で1月からダウーンな気分になって、『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』では海外文学でない作品から海外文学の情緒を感じとる事ができました。
『天地明察』では夢を追うことに年齢など関係無いという大切な心がけというか生き方を教えてもらったような気がします。
レイ・ブラッドベリ氏が亡くなった事に端を発して勝手に開いた「SF大御所作品片っ端から読んでみよう」では
上記の『火星年代記』や『幼年期の終わり』を初め、色んなSF作品を読んで、「本当だったらこの未来ってもうとっくに現代のはずなんだがなぁ。」などと少し寂しい気持ちになりましたが、それ以上にアイデアとエネルギーを感じました。SF作品は夢がいっぱいです。(と言いつつも、上記2作品を初め、今回読んだ作品は内容やら終わり方が暗めだったりしましたが。)
『さよなら妖精』で改めて米澤作品の深淵を魅せつけられぐんにゃりして、『ゴールデンスランバー』を読んで
「本当に原作通り映画は作ってたんだなぁ。どっちも面白かった。というか、これそのまま受け取ったらもう何も信じられなくなるよな。テーマは信頼だけど。」などと思いを馳せ、『ニンジャスレイヤー』で海外のニンジャの扱いに爆笑しつつ、翻訳の大事さを再認識しました。

いい意味で年末の魔物だった『ニンジャスレイヤー』。元々ツイッターのまとめを読んでたけど、改めてこうやって書籍化してくれるのはとても助かります。
めちゃくちゃな日本の解釈なんかが話題に上がるけれど、物語としてちゃんと成り立ってるし日本的な王道要素も詰め込まれてると思うんですよ。2巻のヤモト=サンとシルバーカラス=サンの話なんてベッタベタでどっかで読んだなって展開なんだけど、それだけに引き込まれるものがあります。
先日3巻が出ましたし、今年はもっとニンジャヘッズが増えればいいなと思います。

さて、冒頭でも書きましたが2月も半ばですね。
1月は今確認したら5冊読んでました。正月休みがあったと考えるとこれはなかなかのペースであると言えなくも無さそう。

さて、今年はどんな本に出会えるのか。
とりあえず読む本候補リストは入手済みなので、これで今年は十分乗り切れそう。
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by surfaceR | 2013-02-11 22:49 | 読書
秋とか言ってもう冬じゃないですかー。やだー。

こんばんは、乙です。

というわけで、9月の読書話。10月のは近い内にやりたい。いや、マジ。

伊坂幸太郎著『フィッシュストーリー』
伊坂幸太郎著『終末のフール』
米澤穂信著『さよなら妖精』
米澤穂信著『犬はどこだ』
小松左京著『日本沈没』
筒井康隆著『ビアンカ・オーバースタディ』

タイトルに偽りあり、だな。2冊しか読んでないし。いや、こっから10月にかけては伊坂作品しか読んでなかったんすよ、だから僕ん中では伊坂祭りだったんですけど、こうやって月ごとに区切ると違うように見えますな。

それまでやってたSF祭りについては小松左京氏の『日本沈没』で終了。
映画にもなった作品ですから、内容については説明不要ですなー。正直、沈没のプロセスとかマントルがどうとかは専門用語が多すぎて、何が何やらさっぱりわからんかった(そもそも日本地図がちゃんと頭の中に入ってねーしな)ですが、そこは日本沈没のパニックとその中で奮闘する登場人物たちの活躍にさらに没入するための前フリと理解しておきます。(失礼な話ですが)つか、あの地震起きたところの描写っつーのは、もう完全に3.11の時みたいで、本当に備えておかなきゃならないと思わされたわけです。皆さんも家に水とか色々用意しておきましょう。

それと、以前から読もう読もうと思っていて手を出せなかった、『さよなら妖精』と『犬はどこだ』にようやく着手。『犬はどこだ』は動物探し専門の探偵を営むつもりだった主人公がひょんな事から人探しを依頼される話。米澤作品には珍しい(と僕は思っている)前向きに生きようとする主人公なので、米澤作品初心者にも読みやすいと思われる作品。とは言え、やはり米澤作品なのでそこら辺はご了承ください。最後まで読んでタイトルに納得すればよいと思うよ。

そして、皆が待ってた『さよなら妖精』。米澤穂信三大悲劇の一つと(勝手に命名されて)名高い本作でございます。後の2つは『ボトルネック』と『追想五断章』な。次点で『折れた竜骨』辺りか。
ユーゴスラビアから日本にきたマーヤと主人公たちが織りなすボーイ・ミーツ・ガール。「ここではない、どこかへ」と胸を焦がす、高校生辺りに是非とも読んで欲しいNE☆
後、今更ながら思い返してみて気づいたのが、この話の謎って最後の一つを除いて全部日本の文化とか風習に絡んだ話なんだね。

さて、自前で買ってる小説が減ってきたので、そろそろ新規開拓していく所存。以前、人様にオススメしていただいた分もあるし、もう3ヶ月くらいは自分で探さなくても済みそうだ。
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by surfaceR | 2012-11-13 00:37 | 読書
滞りありiPhoneの予約は無事済みました。
オメガめんどくさかったけどな。

こんばんは、乙です。

一月遅れで書いていますので、現時点では終わっておりますが、8月は絶賛SF祭り期間中だったので、ご覧のようなラインナップになっております。

ロバート・A・ハインライン著『夏への扉』
アーサー・C・クラーク著『幼年期の終わり』
レイ・ブラッドベリ著『ウは宇宙船のウ』
アーサー・C・クラーク著『2001年宇宙の旅』

どれも大変素晴らしかったです!…と言いたいところですが、『2001年宇宙の旅』、テメーはダメだ。
終始淡々と進むので退屈というか、盛り上がりに欠けると言うか、上がりきらずに降りてしまうジェットコースターというか。「考えるな、感じろ。」系の話なんでしょうか。僕にはセンスが足りなかった模様。
映画の方も見たんですけど、こっちは地の文の説明が無い分、もはや意味不明すぎてどうしていいかよくわかりません。
当時どういう評価だったのかはよく知りませんが、こっちの方が「考えるな、感じろ」な作品ですね。
後、登場人物の一人が月に行く宇宙船の中で何故かTVに日本人が柔道やってる映像が流れてるんですが、あれ何なんでしょ?

…と否定的な事を大分書いてしまったように思いますが、それもこれもですね、その前に読んだ『幼年期の終わり』がすげぇ面白かったから故に出てしまった言葉と思ってください。

多分テーマとしては同じなんだと思うのですが、『幼年期の終わり』はかなりエンターテイメントしてると思います。
ある日、突如として地球に表れた宇宙船。そこには後に地球人がオーヴァーロードと呼ぶ種族が乗っており、地球人の監視を始める。地球人への過度の干渉はせず実効支配を行おうともしない、オーヴァーロードの目的は一体何ぞや?というお話。

序盤はオーヴァーロードの目的もありますが、姿を見せようとしないオーヴァーロードの正体は?というところから始まって、段階的に謎が解き明かされていくところも面白いですし、何よりこのスケールの大きさは中々今の時代ではお目にかかれないんじゃないでしょうか?
今だと外宇宙からの宇宙人の来訪=とにかく敵性宇宙人になってるから、こういうのは新鮮に感じられていいと思うんですけどね。本当に。

オーヴァーロード会ってみたいですねぇ。ただ、そん時は地球幼年期の終わりですので、それなりの覚悟は必要ですけれども。
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by surfaceR | 2012-09-17 21:29 | 読書
沖縄?ハワイ?アメリカ?イギリス?ハッハーン、小さい小さい!本の中なら火星だろうが木星だろうが、オーヴァーロードの母星だろうが一瞬だぜ!

こんばんは、乙です。

そんなわけで5月に予告した通り6月からこっちSF祭りなわけですが、面白いのはいいのですがいかんせん結構疲れるので読むペースが思ったより上がらないのが困り者。

6月~7月をまとめても以下のとおり。
レイ・ブラッドベリ著『華氏451度』
レイ・ブラッドベリ著『火星年代記』
レイ・ブラッドベリ著『10月はたそがれの国』
レイ・ブラッドベリ著『たんぽぽのお酒』
ロバート・A・ハインライン著『月は無慈悲な夜の女王』

ククク、面白いくらいブラッドベリ一色だぜ。
『華氏451度』は近未来、争いを回避する為に感情を揺さぶるもの、絵画とか小説等を焼き払う仕事をしていた主人公がある少女と出会って自分の仕事に疑問を持ち始める話。
映画の『リベリオン』が世界観をオマージュしてるからそっちの方が有名かな。え?『リベリオン』知らないって?ガン=カタだよ!ガン=カタ!超かっこいいだろうが!

『火星年代記』は前半と後半に分かれてて前半は火星に地球人が火星人がいるのかなーって調査に来る話で後半は火星に移住した地球人の話。前半はホラー。後半はSF。一粒で二度美味しい。

『10月はたそがれの国』は普通(というと変か)の短編。というか、この人の作品はSFでも基本怖い。怖いというより薄気味悪いかな。流石エドガー・アラン・ポオとか好きなだけはある。麦を刈り取る仕事に就いた男が実は刈り取っていたのはただの麦じゃなかった事に気づく話とか、交通事故の現場のある共通点に気づいてしまった男の話とか。

『たんぽぽのお酒』はそんなブラッドベリ作品には珍しく片田舎の少年の一夏を描いたジュブナイル。どうなんだ、これ。40代とか読んだら泣いちゃうんじゃない?と思える話。…まぁそれでもところどころ気味悪い話もあるんですけど。

こんだけこの人の本を読んでて思ったのは、科学万能の世界になるにつれて、神秘主義とか怪奇とかが消えてしまう世の中というのをすごく憂いていたのかなと。現に作品の中でそういうものが出てきた時は大体衰退しつつある事を描いているものばかりだし。今の時代はまだまだそういうものが存在する余地はあるけど、じゃあ100年後に宇宙旅行が当たり前になった世界でそれこそ日本で言えば江戸川乱歩なんかが忘れられてしまうなんて事になってしまうのは寂しいよなと思います。
後は科学を発達させすぎるとろくな事にならないというところでしょうか。短編より長編の方でそういう傾向はあると思います。

上記の本の中で一番面白かったのは『火星年代記』かな。特に前半のホラー部分。まじ火星人怖すぎる。

SF三昧と一応今月で終わりそうなので、そしたらまた順次買ってる本消化祭りに入る予定。他にも読みたい本沢山あるしなぁ。全く困った困った。時間がいくらあっても足りやしねぇぜ。
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by surfaceR | 2012-08-19 23:44 | 読書
今日明日は梅雨の中日だそうで。
また雨っつーのも何とも憂鬱な話ですね。

こんばんは、乙です。

そういう時こそ家にこもって体育座りしながら読書というのもアリだとは思いますが。
というわけで、5月分の読書ー。

山白朝子著『エムブリヲ奇譚』
米澤穂信著『ふたりの距離の概算』
米澤穂信著『追想五断章』(再読)

うん、少ないね。色々と事情が…特に無いけど。

3冊とも全部当たりだから「とりあえず、全部読んでみてください」と土下座してお願いする勢いでありますが、米澤作品は疲れた時に読むと樹海まっしぐらな本なので、心が穏やかな時に読んでください。
特に『追想五断章』は、再読のはずなのに再読時の方が異常に心の急所を刺してえぐってきた謎の作品。もうなー、語りかけてくるんですよ。「キミ、このままだと一生何も遺せずに腐りながら終わるだけだよ。」ってさぁ!

…えー、取り乱しました。
後は山白朝子氏の『エムブリヲ奇譚』ですか。某Z一の人の別ペンネームと言われてるとか言われていないとかな方の2冊目です。
元々、この人の作品との出会いは某怪談雑誌に連載されてたこの本の表題作を一読惚れしてからだったので、こうして単行本にまとまったのは嬉しい限り。

内容は江戸時代、旅本(現在のるるぶ的な本)を書くために全国を旅するものの、何故か必ず道に迷って奇妙な場所に着いてしまう和泉蠟庵とそのお付きの人の話。
とは言っても、道に迷う元凶となる和泉蠟庵はどこに行っても大抵飄々としているので、主な語り部はお付きの人の体験になります。

僕が惚れ込んだ「エムブリヲ奇譚」はハートウォーミングな話だったのですが、その他の話は怪談雑誌に載っていただけあって、実に怖いです。どちらかと言うと、化物な怖さではなく人間の怖さを描いてはおりますが、行く先々が異郷なので、そこんところの怖さとうまい具合に混ぜ合わさっててとても怖面白いです。

おぉ、そういやこれから夏になりますしこういう怪談はちょうどいいんじゃないかな?かな?
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by surfaceR | 2012-06-25 00:04 | 日記
チラ裏な話。

こんばんは、乙です。

レイ・ブラッドベリ氏が先日お亡くなりになりました。91歳だそうで。ご冥福を…と言えるほど氏の作品を愛読させていただいていたわけではないですが、偉人がお亡くなりになるというのはやはり驚きと悲しさがありますな。

というわけで、今月の読書予定は考えてはいたのですが、予定を変更してSF作品漬けにでもなってみようかなと。ただ、今週はちょっと返却期限等ある本があるので来週2週間で。

まず、レイ・ブラッドベリ氏の本。
著作を見てみたら『歌おう、感電するほどの喜びを!』しか読んだことが無かったので色々抑えたい。どうしてSF作品ってのはこう人の興味を惹きつけるタイトルが多いんだろ。『歌おう~』だって完全にタイトル借りだったしな。

やはり代表作(だと思う)の『華氏451度』、『火星年代記』と短編(こっちはやっぱりタイトルで)の『ウは宇宙船のウ』は読んでみたい。

それが終わったら、SF界のビッグスリーと呼ばれてるアーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインラインの作品にもできれば手を付けたいけど正直、上の3作で2週間終わるんじゃね?という気がしなくもなくもない。

こちらの御三家も大変失礼な話ながら、著作をほとんど読んだことがないので代表作で。クラーク氏は『幼年期の終り』、『2001年宇宙の旅』(これ、シリーズみたいだけどどうしよう)の2作。
アシモフ氏は…と思ったら長編作品、めっちゃ長い連作じゃないですかー。一作だけでも大丈夫かしらん。(自分が満足するか的な意味で)後、唯一昔読んだ短篇集の『われはロボット』はすごく面白かったので、これを機に購入してもいい。むしろ購入したい。「ロボットは肉体的にだけじゃなくて精神的にも人間を傷つけてはいけない」って、確かにロボット三原則になぞらえればその通りなんだけど、読むまでそういうケースを考えもしなかったものなぁ。流石提唱者。
ハインライン氏も一作も読んだことないので『夏への扉』、『月は無慈悲な夜の女王』で。『月は無慈悲な夜の女王』ってタイトルは何とも厨二心をくすぐるタイトルでありますなぁ。

……全部読み終わったら、日本の御三家にも手ェ出そうかと思ったけど、こりゃ無理だな。星新一氏と筒井康隆氏は結構読んでるから今回はスルーさせてもらうとしても小松左京氏は例によって一作も読んでねぇしなぁ。『日本沈没』くらいはせめてなぁ。まぁ、時間が足りなかったら来月に回せばいいだけの話だけれど。

さて、今月どこまで読めるやらやら。
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by surfaceR | 2012-06-10 20:39 | 読書
日本晴れだったり大雨が降ったり風が強かったり地震が起きたりで昨日はすごい1日でしたね。
地震はトイレに立ってる時に喰らいました。とんだサプライズですね。

こんばんは、乙です。

というわけで、4月読書の話。

唯川恵著『天に堕ちる』
冲方丁著『天地明察』
米澤穂信著『愚者のエンドロール』、『クドリャフカの順番』、『遠回りする雛』
西村賢太著『苦役列車』
村上春樹著『夜のくもざる』(再読)
植村峻著『紙幣 肖像の歴史』

4月はやっぱり『天地明察』が一番面白かったかな。

渋川春海という人が自分の半生をかけて新しい暦を作るって話なんだけど、ここまで読んでてワクワクする小説は初めてかもしれない。最初の測量旅に出てくるおじいちゃん博士二人がすごい好き。
後、あくまでフィクションだけども、渋川さんの謹厳実直な人柄とかすごく好感がもてる。

個人的には夢を追いかけててつまずいちゃってる人なんかに読んで欲しい。将来の事とか全然考えてない僕が読んでてこんだけエネルギーもらえたのだもの。きっと何かしらの一助になってくれるはず。

この渋川春海って人、新しい暦を作るって他にも文化的にかなり多大な貢献をしてると思うんだけど、日本史で習った記憶が無いんだよなぁ。
保科正之の時代だから徳川家綱の時代って生類憐れみの令のインパクトが強すぎて他の印象が無いのか何とも不甲斐ない限り。というか、もっと文化とか力入れて教えなよ!面白いじゃん!(責任転嫁)

そういや、『天地明察』って映画になるんですよね。どう考えてもボリューム収まり切らないと思うけど大丈夫なのかなぁ。
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by surfaceR | 2012-05-19 01:14 | 読書
この寒さではいつまでも居間からこたつ布団がしまわれないのも至極当然の事。

こんばんは、乙です。

そんな話とは全然関係ありませんが、3月の読書話でも。

米澤穂信著『氷菓』
皆川博子著『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』
森晶麿著『黒猫の遊歩あるいは美学講義』
ジャン トゥーレ著『ようこそ、自殺用品専門店へ』

中田永一著『百瀬、こっちを向いて』(再読)
西尾維新著『ニンギョウがニンギョウ』(再読)

うん、3月はよく読んだよね。
特別面白かったのは皆川博子さんの『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』かな。解剖学がまだ禁忌、というか白眼視されていた18世紀ロンドン。そこで解剖学の教室を開いていたダニエル先生の解剖室からあるはずのない死体が発見されたところから始まるミステリー。

久々に本格的なミステリーを読んだって感じでしたが、それ以上によかったのは世界観、というかそれを表現している文章と言いますか。
あんまり、日本人が海外を舞台にした小説ってのを読んでないからでしょうか。読んでる途中で「あれ?これって訳書だったっけ?」と思うくらい海外文学を日本語に訳してる雰囲気が出てるというか(こういう言い方が逆に失礼にあたるかもしれませんが、そう感じたので。)、海外を舞台に書くとやっぱりその場所の表現とかが実際行ったこと無いから思い起こさせるのが難しいんじゃないかと思うんです。日本だったらまぁどこの土地でも原風景がありますから、それほど想像しにくいというのは無いと思うんですが、こちらは海外でしかも18世紀ですから、正に未知の国なわけですよ。でも、そこを上手く飲み込みやすいように書いてくれてるんじゃないかなと思った次第であります。

他にも探偵の配役とか面白いポイントもあったので、ミステリー好きな人には読んでみてもらいたいなかなと。

後はアニメが始まるというので『氷菓』読み始めました、というか文庫になってるのは今月で全部読み終わりました。苦酸っぱい高校生活、悪くないぜ!
そういや、最速は今日からアニメ始まりますよ。皆、見るべし!
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by surfaceR | 2012-04-21 18:32 | 読書
図書館あるある。
予約時期が全くバラバラの本が予約人数とかの関係でまとめて届いてしまって困ってしまう。

こんばんは、乙です。
まぁ、読むけどな!折角予約したんだし!

さて、気がついたらもう3月ですねー。1月からこっち読書の話を全くしとりませんでこりゃいかんと思った次第でございます。

んで、ちょいと振り返ってみましたら1月は4冊とそれなりに読んでるわけなのですが、2月は2冊しか読んでないんですね。きっとラノベのまとめ読みをしてた時期だと思います。『人類は衰退しました』面白いんだからね!

そんなわけで1月と2月はまとめてやっちゃう事にしました。
間一行空けてるところが1月と2月の分かれ目です。

齋藤智裕著『KAGEROU』
フェリペ・アルファウ著『ロコス亭の奇妙な人々』
歌野晶午著『正月十一日、鏡殺し』
アダム・カバット著『江戸の可愛らしい化物たち』

宮沢賢治著『銀河鉄道の夜』(再読)
海堂尊著『アリアドネの弾丸』

そうそう思い出しましたよ。結局、『KAGEROU』は新年一発目にしたんでした。
肝心の内容でしたが、まぁ普通に読めましたしテーマも分かりやすい(ありきたりっちゃあありきたりですが)です。たーだ、これが「何とか大賞を取った作品です。」って言われると「??」と首を傾げざるを得ないのが正直なところ。
だって、特に優れてるとか感じいったとか思ったところがなかったもん。これ、期待値0というかマイナスで読んだからこんなもんだったけど、もし何の予備知識も無しに読んだらどういう感想を持ったか本当に知りたい。

『ロコス亭の奇妙な人々』と『正月十一日、鏡殺し』はどちらも素晴らしかったです。
「ロコス亭」は短編。某作家さんの呟きに書かれていたので読んでみました。
最初は「ん~、何か特に面白くないな。つか、眠くなるかも。」とか思ったんですがそんな感想は1章まででした。その後の「仕掛けのように見せて特に仕掛けじゃない仕掛け」に気づくと次の物語を読むのがとても楽しみになります。

『正月十一日、鏡殺し』は歌野晶午さんの処女短篇集の復刻版。処女短編とはいえその魅力は少しも損なわれていませんので、ご安心を。まぁ、多少オチが見えやすいというのはありましたけど。そんなもん面白さには関係ないわけですよ。

以前読んだ『ハッピーエンドにさよならを』はタイトルの通り、どの話も後味の悪い作品ばかりでしたがこちらも負けず劣らず読んでる途中、後に「うわぁ」となる作品ばかり。
しかも、この作品の並び順が徐々に徐々に「うわぁ」ってなる度が高くなっていくんですよ。特に表題作の「正月十一日、鏡殺し」の後味の悪さと言ったら…
もしかしたら、反対に読んで行ったら少しずつ気持ちが楽になっていっていいかもしれませんが。

さて、今図書館から借りてる3冊を読み終わったら当分予約待ちの本も来ないだろうし、いい加減人様から進められてる本を読んでみないとなー。
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by surfaceR | 2012-03-11 21:14 | 読書
1月の正月太りがそんなになかったので油断してたら、現在軽く引くレベルの体重増加っぷりなのでいい加減運動することを強いられる勢いです。

こんばんは、乙です。30歳になったら一段と脂肪が落ちにくくなるっていうしねぇ。

さて、昨年の12月に読んだ本を今見たら、
歌野晶午/『放浪探偵と七つの殺人』
西尾維新/『OVER HEAVEN』
の2冊だけでした。

いや、後この月はラノベを10冊程読んでるからそれで読んだ冊数としては十分、むしろ読みすぎと思うんですけど。ここではラノベの話はあんまりしないしね。西尾維新のジョジョノベライズがラノベか否かという話はまぁ難しいので細かい話はどうでもいいです。

『OVER HEAVEN』は元々DIOの話ってハードルを上げておいて読んでみたらコレジャナイ感が半端無かったので置いておくとして、『放浪探偵と七つの殺人』は期待通りの面白さ。

短編集なので読みやすいですし、基本的には本格推理ものが多いですがそこは歌野晶午なので色々例によって仕掛けを施している作品もチラホラ。えと、僕は推理とか全然できない人間なのでいつものように楽しんで読むだけ読ませて頂きました。でも、一個だけ推理が当たったのはあったよ。

この作品の探偵役である信濃譲二は他に「家シリーズ」(でいいのかな?)にも探偵役として出ています。そっちは長編本格推理ものなので、興味がある人は読まれてはいかがでしょうか。
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by surfaceR | 2012-01-15 21:55 | 日記