ブログトップ

今日の某

ryokumura.exblog.jp

土日休みであることを神に感謝する男のブログ

夏と言えば推理小説の季節だよねっ!

本当のところはどうか知りませんが。
でも、角川とか集英社とかはキャンペーンをやっていると言うよ?

こんばんは、乙です。

そんなわけで、今日は横溝正史の『獄門島』

まず最初に諸注意といたしまして、この本を読む前に必ず、『本陣殺人事件』を読んでおいてください。
なぜかと言うと、文中のキャラクタ紹介でしょっちゅう「本陣殺人事件を知っている方はご存知だと思うが~」という文が出てきて、うっとおしいことこの上ないからです。
ちなみに自分は読んでなかったので、うっとおしかったです。

さて、本編ですが戦時中同じ部隊にいた男に「俺が死んだら妹たちが殺されてしまうんだ。何とかしてよ、金田一。」と言われた金田一耕介が妹さんたちを守るために獄門島に行くというお話。
まぁ、推理小説ですから守れるわけもなくバッタバッタと殺されていくわけですが。

さて、島と言えば推理小説好きの皆さんは「すわ、閉鎖された島で取り残された人々が…」とかお思いでしょうが、最初の事件が発生してから1日くらいで普通に警察が到着します。ちょっと、驚いた。ここで登場する磯川警部(『本陣』にも出てるらしい。『八墓村』にも出演)がワトソン的ポジションかと思ったけど、そうでもないし。

後、これは『八墓村』を読んだ後だから言えることなのですが、金田一さんが人間っぽいです。普通に怒ったり悲しんだりしてるんですよ。『八墓村』の金田一はもう悟りきった人みたいに人が死んでも飄々としてるんで。
前者がいいか後者がいいかってやっぱり前者がいいですよね。探偵っても人間ですから。

そんなわけで、まだ人間らしい側面を見せている作品(かもしれない)金田一シリーズの『獄門島』。興味が湧きましたら『本陣殺人事件』を読んでからどうぞ読んでみてください。
[PR]
by surfaceR | 2007-07-31 23:10 | 読書