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今日の某

ryokumura.exblog.jp

土日休みであることを神に感謝する男のブログ

SFだけじゃあ無いんです

しばらく前に書きためた読書感想文を使うときがきたようなんだぜ。

こんばんは、乙です。

今日の読書の時間はフレドリック・ブラウンさんの
『さあ、気ちがいになりなさい』
『発狂した宇宙』
『シカゴ・ブルース』
の3本です。上2作はSFもので最後の1作はミステリです。すっかりSF畑の人だと思ってたのでまさかのミステリ登場にビックリです。個人的に。

ファンの間では『発狂した宇宙』と『火星人ゴーホーム』のどちらが好きかという議論によくなるそうですが、自分は『火星人ゴーホーム』の方が好きです。

個人的な性格の問題もあるのでしょうが、これは読んだ時期というか時代が悪いのかなと。

『発狂した宇宙』はネタバレしてしまえば、パラレルワールドの話になります。(まぁ、どういう理由でこのパラレルワールドに来てしまったのか等の謎はしっかり残ってますが。ちゃんと伏線も張ってあるし。)
んで、パラレルな話っていうと、もう巷には溢れてしまってるのであまりインパクトが感じられなかったというのが正直なところなのです。
一方、『火星人ゴーホーム』はというと、ブラックユーモアなところが好みという話もありますがそれ以上に火星人の特異性が今読んでも突飛すぎて衝撃を受ける事間違いなしかなと思うわけです。この火星人は宇宙船に乗ってこないしね。

そんなわけで、僕は『火星人ゴーホーム』の方が好きだ、とこういう結論に至りました。両方面白いですけれど。

『さあ、気ちがいになりなさい』は短編集。SFもの中心ですが他にも色々等です。
これは著者より訳者が星新一さんというところでかなりポイントが高いです。短編かつSFの大御所が訳してんだから面白くないわけねぇだろと。えぇ、すごく主観的ですね。
この作者さんはSFの設定も然ることながら、心理描写がすごく巧みである事を教えられた一作。
電車の待合室で犯罪者が逃げ出した事を聞かされた男2人の心理を描いた「ぶっそうなやつら」は正に名作。

『シカゴ・ブルース』は前述の通り、ミステリ。
ある日、父親を殺されたエド・ハンターがおじさんと一緒に犯人を探してシカゴの街を奔走するという話。
ラストはすごく意外でしたが、何かちょっと地味な気もします。ハードボイルドなテイストも少し入ってるんでしょうか。自分、ハードボイルド読んだ事ないのでよくわかりませんが。
この話は「エド・ハンターシリーズ」というシリーズものらしいので、また機会があれば読んでみたいところ。
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by surfaceR | 2010-05-11 00:36 | 読書