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今日の某

ryokumura.exblog.jp

土日休みであることを神に感謝する男のブログ

久々に感想文

やろうやろうと思っていて、ついつい・・・ってことありませんか?
就活では命取りな行為なので、何事も早め早めにね。

っつーわけで(どういうわけだ)久方ぶりの読書感想文ですよー。

今日の本はゴーチェの『死霊の恋 ポンペイ夜話』です。
表題作の『死霊の恋』は「死女の恋』とも呼ばれてるらしいです。中身を読んでからだと、『死女の恋』の方がしっくりくるかも。

中身は「幻想小説」と呼ぶにふさわしいものがそろっております。死んでしまった女性との恋を書いているのが、表題作の二つです。例え時を越えても愛は不滅、ということを言いたかったんでしょうか、それとも、「死」という概念を精神的なもので超越しようとしたのか、難しく考えるといくらでも考えられそうな小説ではあります。

外国文学特有の情景描写と心理描写はやはり長いと感じるかもしれませんが、面白いと思います。

「愛は死よりも強いからですわ!
死なんか、そのうちに愛の力で負かしてしまうでしょう。」―――――クラリモンド

「誰からも愛されなかったとき、はじめて人はほんとに死ぬのです。
(中略)力づよいあなたのお祈りは、あたしどもをへだてている何千年の距離をなくしました。」
                                   ―――――アッリア・マルチェッラ

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by surfaceR | 2005-04-03 00:04 | 読書